Belle
■製品詳細
- DLC振動板による高精度ダイナミックドライバー設計
Belleには、Kiwi Earsが独自にチューニングした10mmダイナミックドライバーを搭載しています。振動板にはDiamond-Like Carbon(DLC)素材を採用し、高い剛性と優れた応答性を両立。これにより、1kHzにおいて総合高調波歪率0.1%未満という極めて低歪みな再生を実現し、音楽制作やゲーム用途にも対応する正確な音像再現を可能にしています。位相特性もリニアに保たれ、全帯域にわたり一貫性のあるサウンドが得られます。
- バランスの取れたチューニングと自然な音楽表現
サウンドチューニングは、量感のある低音と温かみのある中音域を基調としつつ、3kHz付近に適切なピンナピークを設けることで、ボーカルや楽器の存在感を明確にしています。低音域はヒップホップやポップスなどのジャンルで迫力ある再生を行い、中音域では特に男性ボーカルの質感を豊かに描写。高音域は自然なカーブを描きながらマイクロディテールを引き出し、刺激感を抑えた滑らかな再生を実現しています。
- 精密加工による筐体設計と品質管理
筐体にはCNC加工による金属製フェイスプレートを採用し、外観の質感と耐久性を両立しています。各ドライバーは組み立て前に個別測定とペアリングが行われ、左右チャンネルのバランスを厳密に管理。手作業による組み立てと音響マッチング工程を経て、安定した音質と高い完成度を確保しています。
- 柔軟な接続性と日常使用への適応力
BelleはUSB Type-Cおよび3.5mm接続のケーブル構成を選択可能とし、スマートフォンからDAP、PCまで幅広いデバイスに対応します。付属の2芯銀メッキケーブルは信号損失を抑え、高域の明瞭度を向上させながら、音の温かみを保つ設計となっています。軽量かつ堅牢な構造により、通勤・通学、ステージ、長時間のゲームプレイなど、あらゆるシーンで快適な使用が可能です。
Cadenza II
■製品詳細
- KARS 2.0が実現する精密な低域再生
Cadenza IIには、Kiwi Ears独自の音響設計思想をさらに進化させた KARS 2.0(Kiwi Acoustic Resonance System 2.0) が採用されています。内部には迷路状に設計された音響チューブ構造が配置され、ドライバー背圧と空気流を精密に制御。これによりサブベース帯域に約8dBの明確なブーストを与えながら、200Hz付近で急峻に減衰させるチューニングを実現しています。
量感を強調するだけの低音とは異なり、アタック感、沈み込み、余韻の制動までを高精度に制御することで、サブウーファー的な迫力と音楽的な正確性を両立。シングルダイナミックドライバー構成では困難とされてきた、質感・深さ・明瞭さを兼ね備えた低域再生を可能にしています。
- チタンコート振動板による高解像・高速レスポンス
新開発の 10mmチタンコート振動板ダイナミックドライバー を搭載。ベース素材にはPET(ポリエチレンテレフタレート)を使用し、その表面にチタンコーティングを施すことで、高い剛性と適度なしなやかさを両立しています。
この構造により、振動板の立ち上がりと収束が極めて速くなり、低音域では輪郭の明確なキック感を、高音域では微細な情報まで描き出す高い分解能を実現。1kHzにおける歪率は1%未満に抑えられており、複雑な音像が重なる楽曲や、精密さが求められる制作・モニタリング用途においても安定した再生性能を発揮します。
- 自然さと没入感を両立したトーナルバランス
Cadenza IIのチューニングは、単なるニュートラル志向ではなく、音楽を心地よく楽しむための自然なトーナルバランスを重視しています。中音域にはごく緩やかなふくらみを持たせ、ボーカルやアコースティック楽器に温かみと実在感を付加。一方で、低域や高域との繋がりを崩さないよう、全帯域のエネルギーバランスは厳密に管理されています。
高音域は3kHz付近を基点にスムーズに伸び、過度なピークを設けることなく、自然な減衰特性を持たせることで、長時間のリスニングでも疲労感を抑制。解析的な精度と音楽的な没入感を両立したサウンドに仕上げられています。
- 耐久性と質感を高めた筐体設計
筐体には、軽量でありながら高い耐衝撃性を備えた ポリカーボネート複合シェル を採用。フェイスプレートにはCNC加工による航空機グレードのアルミニウム合金を使用し、レーザー刻印によるハニカム調デザインを施すことで、機能性とデザイン性を両立しています。
表面にはベルベットのようなマットな質感を持たせ、装着時の触感や高級感にも配慮。日常使用から持ち運びまでを想定した堅牢性と、上位モデルにふさわしい外観品質を備えています。
- 着脱式ケーブルによる拡張性と長期使用への配慮
Cadenza IIは、0.78mm 2pin規格の着脱式ケーブルを採用。付属ケーブルには単結晶無酸素銅導体を使用し、信号損失を抑えながらクリアで安定した伝送性能を実現しています。
Orchestra II
■製品詳細
- 10BA構成が実現する高解像度かつ自然な音像表現
Orchestra IIは、片側10基のカスタム・バランスドアーマチュアドライバーを搭載し、低音域から高音域までを緻密に分担するマルチドライバー構成を採用しています。各ドライバーは用途に応じて個別にチューニングされ、4ウェイクロスオーバーによって位相整合と音圧バランスを最適化。これにより、低域の厚みやスピード感を保ちながら、中高域の解像度と定位精度を高い次元で両立しています。音数の多い楽曲や複雑な編成においても音像が混濁せず、細部まで見通しの良いサウンドを実現します。
- 透明アクリル筐体がもたらす音響的アドバンテージ
筐体には精密加工された透明アクリル素材を採用。内部構造が視認できるデザイン性に加え、金属筐体と比較して不要共振を抑えやすい特性を持ち、音の立ち上がりや低域の締まりに貢献しています。特に低音域用のカスタムBAドライバーは、アクリル筐体との組み合わせにより、タイトで輪郭の明瞭な低音再生を実現し、過度な膨らみや歪みを抑えた自然な量感を提供します。
- 高い遮音性と歪み低減を実現する内部音響設計
Orchestra IIの筐体内部には、音響減衰特性を持つジェルレジンを充填。これにより外部ノイズの侵入を効果的に遮断し、ステージ上や屋外といった騒音環境下でも安定したモニタリングを可能にしています。同時に、内部反射やハウジング内共振を抑制することで、ハーモニックディストーションを低減し、よりクリーンで正確な音質を実現しています。
- 多様な環境に対応する柔軟な運用性
付属ケーブルには、SP-OCC単結晶銅に銀メッキを施した高品位ケーブルを採用。優れた導電性と耐久性を備え、微細な信号変化も忠実に伝送します。0.78mm 2Pin仕様の着脱式構造により、リケーブルやメンテナンスにも対応。プラグは3.5mmおよび4.4mmの両方が付属し、スマートフォンからDAP、オーディオインターフェースまで幅広い機器と組み合わせることが可能です。
- ジャンルや用途を選ばないプロフェッショナル・チューニング
Orchestra IIは、クラシック、ジャズ、ロック、EDMといった多様な音楽ジャンルに対応するバランス重視のチューニングを採用しています。また、正確な定位と情報量の多さから、ライブモニターやレコーディング用途にも適しており、音楽制作やゲーミングシーンにおいても高い没入感を提供します。
Septet
■製品詳細
・10mm ダイナミックドライバー
低域とサブベースを担当するのは、信頼性の高い10mmコンポジット振動板ダイナミックドライバー。8Hzまで伸びる深い重低音とサブウーファーのような力強さを両立し、パッシブおよびアコースティックの精密なチューニングにより、量感と明瞭度を兼ね備えたベースを実現しています。
・4基のバランスド・アーマチュアドライバー
低中域から中高域をカバーする4基のBAドライバーを搭載。2系統のクロスオーバーネットワークにより帯域ごとに最適なドライバーを配置し、音の分離感と歪みの少ない精密な再生を実現。スタジオモニターのような緻密でリアルな音像を再現します。
・マイクロ・プラナードライバー(MPT)
超高域を担う新型MPTは、最大30kHzまでスムーズに伸びる高域再生能力を誇り、歪みを最小限に抑えつつ空気感とディテールを正確に表現。自然な質感と倍音を保ちながら、心地よい煌めきと広がりをもたらします。
・ピエゾドライバー(圧電骨伝導ドライバー / PZT)
ピエゾドライバーは、マイクロ・プラナーと連動することで高域全体の精細さをさらに強化。音場表現や定位感の解像度を一層高め、透明感あふれる空間表現を実現します。
・オープンバック設計で実現する自然な音場
Septetは、インイヤーモニターイヤホンとしては希少なオープンバック設計を採用。筐体内のすべてのドライバーに通気性を確保し、ドライバーのレスポンスを最大限に引き出すことで、自然で広がりのあるサウンドステージを実現しています。まるでアコースティック楽器のような空気感が特徴です。
・2年に及ぶ設計・開発による高度なエンジニアリング
Septetは、約2年の歳月をかけて設計されました。5ウェイ・パッシブクロスオーバーネットワークと3本の音導管設計により、各ドライバーが最適な帯域を正確に担当。全帯域で歪みを最小限に抑え、明瞭でダイナミックなサウンドを提供します。
・音楽的な躍動感と正確なトーンバランスの両立
低域は明確なサブベースシェルフを設けつつ、自然なつながりで中域に移行し、人工的な着色を排したリアルな音作りを実現。高域はディテール豊かでありながら過度に刺激的にならず、長時間のリスニングでも快適です。カジュアルな鑑賞用途からプロのミキシング用途まで、あらゆるシーンで活躍します。
・モジュラー式カスタムケーブル付属
3.5mmアンバランス/4.4mmバランス接続の両方に対応するモジュラー式カスタムケーブルが付属しています。単結晶状高純度無酸素銅を採用したこのケーブルにより、歪みのないクリアな信号伝送を実現します。ポータブルオーディオからハイエンドシステムまで、様々な環境で最良のパフォーマンスを引き出します。
Etude
・KVT:Kiwi Vibration Transducer(振動伝達トランスデューサー)搭載
Etudeに搭載されたKVT(Kiwi Vibration Transducer)は、独自開発による新しいタイプの振動トランスデューサーです。従来の骨伝導ドライバーとは異なり、Bluetoothスピーカーなどに搭載される小型振動ドライバーに類似した構造を採用しています。高張力スプリングシステムとN52ネオジムマグネットを組み合わせ、電流に応じて伝導板を物理的に振動させることで、中低域にリアルな触覚的要素を加えます。この革新的な構造により、立体的で厚みのある音像と、身体で感じるような没入感を実現します。
・ベリリウム振動板ダイナミックドライバー
10mmベリリウムコート振動板ダイナミックドライバーを低域用に搭載。サブウーファーとして設計されたこのドライバーは、キックドラムの鋭いアタック感やベースギターの厚みある低音を高速かつ正確に再現します。さらにKVTとの連携により、深みのある重低音と立体的な音場描写を両立し、低域に命を吹き込みます。
・精密なチューニング設計
開発チームは、独自技術「KVT」を最大限活かすべく、精密かつ音楽的なチューニング設計を追求しました。サブベースは8dBのリフトで深みと迫力を加えながらも、明瞭さを損なわず、250Hzでクロスオーバーを設定することで、中音域はフラットかつニュートラルに保たれています。ボーカルや楽器の自然な質感を忠実に再現しつつ、高域は滑らかで心地よい共鳴を持たせたチューニングで、洗練されたバランスの音響シグネチャーを実現しています。
・カスタム設計バランスド・アーマチュアドライバー
Étudeには、独自開発のカスタムBAドライバーを搭載しています。中音域には高効率ミッドレンジドライバーを採用し、力強く歪みのない基本音を再生。ボーカルや楽器を力強く、明瞭に描き出します。さらに、デュアル・ウルトラハイ・ツイーターが音楽の繊細な微細情報や空気感を鮮やかに表現。帯域全体を通して、自然で一貫性のある音のつながりと、抜群の解像度を実現しています。
