Signature S950
・新しい52mm口径ダイナミックドライバー
Signature S950は、Signature HP100 SE向けに設計された新しいGrado 52mm Sドライバーを搭載。この新しい52mmドライバーの開発にあたり、Gradoは歪みを最小限に抑えながら、高域の繊細なディテール、滑らかな中域、力強い低域を兼ね備えた、音楽的かつ調和の取れたサウンドを目指しました。これを実現するため、ペーパー・コンポジット・コーンを採用し、希土類合金を用いた高磁束磁気回路と組み合わせています。また、軽量な銅メッキアルミボイスコイルを採用することで、ダイナミクスと過渡応答を向上させ、より豊かな音場表現と精緻なディテール、優れたイメージングを実現しました。
Signature HP100 SEは、レコーディング・エンジニアや世界中のオーディオファンから、録音された楽曲の細部を忠実に再現すると高く評価されています。Signature S950は、よりニュートラルでバランスの取れたサウンドを追求し、音楽の表現力を広げることで、リスナーに深く没入できる体験を提供します。
・新しいヘッドバンドアッセンブリー
Signature S950には、Signature HP100 SEで初めて採用された新しいヘッドバンドアセンブリを搭載。長時間のリスニングに配慮し、従来のGradoモデルと比較してパッドの量を50%増量しました。ステンレススチール製のバンドと高さ調整可能なロッドを備え、リスニング時の負担を軽減しながら、カスタマイズされたフィット感を提供します。アルミニウム合金を精密に削り出してジンバル(ハウジングとバンドを繋ぐ部品)を製作し、ステンレススチール製のハイトロッドを接続部に採用。これにより、105度までのハウジング回転を制限しながら、亜鉛合金のエンドキャップが外れても適切な位置を維持するよう設計されています。耐久性を高め、長年の使用にも耐えうる仕様となっています。
・ヘッドバンドアセンブリの再設計
Grado Signatureシリーズは、引き続き着脱式ケーブルを採用。Signature HP100 SEに初めて導入されたこの新しいケーブル設計は、同社のヘッドホン製品に大きな進化をもたらしました。Signature S950には、6フィート(約1.8m)のGrado Signatureケーブル(6.35mmシングルエンド)が標準付属します。この新しいヘッドホンケーブルは、柔軟性を高めながら重量を軽減し、より耐久性の高い編組仕上げを採用しています。ケーブルは、4ピンバランス・ミニXLRプラグを介して各ハウジングに接続されます。将来的には、4ピンバランスXLR端子や4.4mmバランス端子のオプションが用意され、様々な長さのケーブルも発売予定です。ユーザーはソース機器や好みに応じてヘッドホンをカスタマイズすることが可能になります。
・イヤーパッド
標準装備されているイヤーパッドは、これまでGrado Labsが生み出してきたハイエンドヘッドホンと同様にEar Pad Gという最も大型のパッドになります。Signature S950には、Ear Pad Fも付属します。異なるサイズのイヤーパッドを装着することで、音の変化が生まれ、ユーザーの好みや音楽のジャンルに応じて最適なリスニング環境を提供することが可能です。
・ブルックリン本社での手作業製造
1953年、キッチンテーブルの上で設立されたGrado Labsは、四半世紀以上にわたり木材を活かした音響技術を追求し続けてきました。Signature S950は、熟練の職人たちの手によって、一台ずつ丁寧に組み立てられています。作業台から作業台へと受け継がれ、細部までこだわり抜かれたSignature S950。その誕生の背景には、Gradoが積み重ねてきた歴史と情熱があります。
GRADOヘッドホン用ロッドキャップ 1ペア
※取り付けが緩い場合は、ロッド側にセロハンテープ等を巻いてください。
GRADO製品比較表(有線)
比較表はこちら
【生産完了】GT220
GT220はGRADOの歴史あるシグネチャーサウンドを追求した完全ワイヤレスイヤホンです。
ケースはType-C充電とQi規格のワイヤレス充電に対応。
※ワイヤレス充電器は別売りとなります。
軽量ポリカーボネートを新設計のハウジングに採用し、独自のチューニング技術で最適化した8mm径ダイナミックドライバーを搭載、
ストレスフリーの長時間リスニングを可能にしました。
また、ツイストロック方式によりしっかりと密閉し、優れたフィッティング性能を実現しました。
イヤホン本体で約6時間再生+充電ケースは約5回分のフル充電で最大約36時間もの音楽再生を楽しむことが出来ます。
SiriやGoogleアシスタント、Alexaなど接続デバイスのスマート⾳声操作に対応しているので、スマートホンを取り出すことなくシームレスな操作を可能にしました。
※日本語ユーザーズマニュアル
https://knicom.co.jp/download/GRADO_GT220_user_JP.pdf
Reference3
【主な特徴<Reference3、Master3、Sonata3、Platinum3>】
■深みを失わず正確な透明感を生み出す、オーストラリア産ジャラ材をハウジングに使用
※Reference3/Master3:硬度を上げるための独自処理を実施、Sonata3/Platinum3:硬度を上げるための処理無し
■全帯域で優れたバランスを実現する独自のFLUX-BRIDGER設計
※特許取得済
■超高純度銅線を用いた4つのコイル間の調和により歪を最小限に抑制
■L/Rバランスの最適化を実現するツインマグネットシステム
■さらに軽量化を果たした独自のOTLカンチレバーにより共振を徹底的に排除
※OTL:Optimized Transmission Line(最適化された伝送経路)
※Reference3/Master3:5ピースタイプ、Sonata3/Platinum3:4ピースタイプ
■独自設計の楕円形天然ダイヤモンド針(Reference3)
■人工ダイヤモンドを先端だけでなく全体に使用した独自の楕円形針(Master3/Sonata3)
■先端に人工ダイヤモンドを使用した独自の楕円形針(Platinum3)
■ハンド・メイド・イン・ブルックリンによる確かな品質
【技術説明】
■OTLカンチレバー
レコードの溝からカートリッジ内部の発電システムまで、理想的な信号伝送を可能にするOTL(Optimized Transmission Line)カンチレバーは、不要な共振を排除し、回路内で発生するノイズも抑制します。
■高度なコイル巻線技術による4コイルユニゾン
高純度のUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を使用した高度なコイル巻線技術が可能にする、4つのコイル間の正確な調和により、歪を最小限に抑制しながら最適なL/Rバランスを実現。正確なステレオイメージにより、ボーカルや楽器など再現性を最大限高めます。
■ツインマグネットシステム
4コイルユニゾンと共にL/R間のバランスを最適化し、正確なステレオイメージを実現するツインマグネット・システムは、 内部磁気回路のパーツを高精度で組み立てる事でその効果を最大限発揮します。
■FLUX-BRIDGER設計
発電システムでの駆動部となるカンチレバーの実効質量を最小レベルにする、独自のFLUX-BRIDGER設計により、全ての帯域で優れたサウンドバランスを実現します。